半世紀に渡り、多くの看護師を世に送り出した我が母校が閉校になるのは、残念でなりません。
今の自分があるのも、看護学校の3年間で培ったことが土台となり、その土台の上に色々と積み上げてきたからだと思っています。
この土台となるものは、授業、行事、実習、寮生活であり、これらにより、土台がしっかりと頑丈になっていったと思います。
思い起こせば、およそ35年前、当時は大学や短大は数少なく、看護学校の倍率も10倍以上あり、合格して嬉しく、期待と不安の中、上京、入学しました。
授業では個性豊かな先生が多く、華道のような教養を身につける授業もありました。また、私たちの時代は行事も多く、同期との絆を深めることができました。
特に、キャンプはあえての梅雨時期に行き、雨の中での集団行動は、肉体的、精神的にもかなり鍛えられました。実習では、5人の同期と共に励まし、悩み、切磋琢磨し成長していていきました。
病院の看護師もほぼ卒業生という中で、多くの学び、経験をさせていただいたことは、今思うと恵まれた環境の中だったと思います。
そして、3年間の寮生活は、社会性のなかでも「規律を守る」ことを身につけ、集団の中で生きていく術を学びました。
さらに、卒業後もほぼ卒業生と同期の中で、働くことができたことは、精神的ストレスは少なくすみ、技術的なスキルも身に付きやすかったと思います。
同窓会の会長を引き受けてからは、入学式、戴帽式、卒業式に参列させていただきましたが、戴帽式では、学生の初々しい姿と、看護師としての決意を聞いていると、毎回自分の心が洗われ、初心に戻ることができ、ありがたいなと思っておりました。
人生の折り返しも過ぎ、子供たちも独立し、少しゆっくり色々なことに向き合っていきたいと思っていたところに閉校の話を聞きました。
学校としての形はなくなってしまうので、寂しい限りではありますが、卒業生の活躍は続いていきます。
同窓会会長として、今後も卒業生の活躍を応援していきたいと思います。
最後に、「佼成看護専門学校、ありがとう。」
佼成看護専門学校同窓会の歴史
佼成看護専門学校同窓会は、昭和43年12月仏教教団である立正佼成会が設立した看護学校を卒業した同窓生で組織するものである。
佼成看護専門学校は、昭和44年4 月I科1期生24名を佼成病院敷地内の木造仮校舎に迎え教育を開始した。 昭和46年3月、現在の校舎が落成し今日に至っている。
創立時の校名を佼成高等看護学院と称していたが、昭和55年4月専修学校制度の発足により佼成看護専門学校と改めた。 平成22年度はモンゴルから準備生をむかえ無事卒業し同窓生として向かい入れた。そして今..........
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